介護度の変化

中等度要介護者における要介護度変化に関連する居宅サービス利用頻度に関する研究

研究要旨

研究目的

地域在住中等度要介護者(要介護度2~4)の短期(一年以内)、長期(一年以 降)の介護度変化に関連する居宅サービスを探索的に検討することを目的とした。

研究方法

某市の介護保険全レセプトデータを基に、2000 年4 月から2003 年4 月まで介 護保険サービスを利用した60 歳以上、要支援、要介護度1 及び要介護度5 を除く計535 名 を対象とし、2006 年3 月まで追跡調査した。データは居宅サービス利用開始年度、居宅サ ービス利用開始月、介護保険給付更新申請毎月の介護度と居宅サービス利用の有無のデー タを得た。アウトカムは要介護維持期間とし、要介護認定月から要介護度が悪化した月ま での期間(月数)から求めた。観察期間中に介護度が悪化しなかった対象は、打ち切り扱 いにした。検討する居宅サービスは、住宅改修の有無及び、訪問介護、訪問入浴介護、訪 問看護、訪問リハビリ、通所介護、通所リハビリ、福祉用具貸与、短期入所生活介護、短 期入所療養介護(施設)、短期入所療養介護(病院)、居宅介護管理指導とし、これらの介 護度悪化あるいは打ち切りまでの期間におけるサービス利用月数の割合(%)を調査した。 要介護維持期間と各属性の単純な関連は生存時間分析(ログランク検定)を用いて検討し た。さらに、各種要因を調整するために多変量解析を実施した。解析にはCox 比例ハザー ドモデル用い、対象者を要介護維持期間により短期(一年以内)、長期(一年以降)に層別 化したうえでハザード比(HR)求めた。

研究結果

多変量解析の結果、短期においては、介護度悪化が早いことには、高頻度の 短期入所生活介護(HR 7.76)の利用が関連した。長期においては、介護度悪化が早いこと に関連する居宅サービス利用は、高頻度の短期入所療養介護施設(HR 3.50)であり、逆に、 介護度悪化が遅いことに関連したのは低頻度の短期入所生活介護(HR 0.45)、居宅療養管 理指導(HR 0.23)であった。

考察

一年以内における介護度悪化が早いことには、先行研究と同様の傾向で高頻度の 短期入所サービスが関連した。一年以降の介護度悪化が早いことにも高頻度の短期入所療 養介護施設が関連したが、それとは対照的に低頻度の短期入所生活介護は介護度悪化が遅 いことに関連していた。また、一年以降の介護度悪化が遅いことには低頻度の居宅療養管 理指導が関連した。

結論

居宅サービス利用の利用頻度は要介護度変化に関連し、その影響はサービス利用 期間によっても異なる。

A.研究目的

 要介護高齢者の活動能力を維持し、健康的な在宅生活を支えることは、居宅サービスの 重要な課題の一つである。従来は軽度要介護高齢者が注目されており、要介護度2 から要 介護度4 までの中度要介護高齢者が着目された研究は未だ少ない。また、居宅サービスの 要介護高齢者に対する短期的効果、長期的効果はまだ不明な点が多い。そこで、居宅サー ビスが活動能力に与える短期的・長期的影響を解明する基礎資料を提供するため、本研究 は居宅サービス利用者が要介護度悪化するまでの期間(介護維持時間)と居宅サービスの 利用頻度の関連について検討した。

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B.研究方法

 某市の介護保険全レセプトデータを基に、2000 年4 月から2003 年4 月まで介護保険サー ビスを利用した計1,559 名のうち、欠損値あり(23 名)、60 歳未満(19 名)、要介護認定付 きにおける施設サービス利用者(252 名)、要支援、要介護度1 及び要介護度5(779 名)を 除外した、計535 名(83.5±8.7 歳、女性68%)を対象とし、2006 年3 月まで追跡調査した。

 居宅サービス利用開始年度(2000 年度、2001 年度、2002 年度)、居宅サービス利用開始 月(3・4・5 月、6・7・8 月、9・10・11 月、12・1・2 月)、介護保険給付更新申請(6 ヶ月 に1 回以上か否か)、毎月の介護度と各居宅サービス利用の有無のデータを得た。アウトカ ムは要介護維持期間とし、要介護認定月から要介護度が悪化した月までの期間(月数)か ら求めた。また、観察期間中に介護度悪化が発生しなかった者、および施設入所者は打ち 切り扱いにした。

 検討する居宅サービスは、住宅改修の有無及び、訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、 訪問リハビリ、通所介護、通所リハビリ、福祉用具貸与、短期入所生活介護、短期入所療 養介護(施設)、短期入所療養介護(病院)、居宅療養管理指導とし、これらの介護度悪化 あるいは打ち切りまでの期間におけるサービス利用月数の割合(%)を調査した。さらに、 求めた割合から、居宅サービス利用頻度をサービス利用期間中0 回(0%)、二ヶ月に1 回未 満 (50%未満)、二ヶ月に1 回以上(50%以上)の3 カテゴリーに分類した。

 要介護維持期間と各属性の単純な関連は、生存時間分析(ログランク検定)を用いて検 討した。さらに、各種要因を調整した上で要介護維持期間に関連するサービスの利用を特 定するために要介護維持期間を従属変数、基本属性及び各居宅サービスの利用頻度を独立変数として多変量解析を実施した。解析はCox 比例ハザードモデル用い、対象者を要介護 維持期間により短期(一年以内)、長期(一年以降)に層別化したうえで全変数を強制的に 投入した調整ハザード比(HR)求めた。統計的有意水準は5%とした。

(倫理面への配慮)
本研究は筑波大学大学院人間総合科学研究科研究倫理審査委員会の承認を得ている。

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C.研究結果

 対象者の属性の分布を表1に示す。サービス利用開始年度が2000 年(60%)、サービス利用開始月 が3・4・5 月(53%)と最も多かった。最も高い割合で利用されていたサービスは福祉用具貸与(中 央値41.4%)、次いで通所介護(中央値 31.3%)であった。これらを除いた居宅サービスの利用割合 の中央値は0%であった。

 ログランク検定の結果(表2)、介護維持期間に単純に関連するサービスの利用は、訪問介護 (p=0.004)、通所介護(p=0.001)、通所リハビリテーション(p=0.031)、短期入所療養介護施設の 利用(p<0.001)、住宅改修の有無(p=0.002)であった。また、基本属性として、性別(p=0.005)、 p="" 0="" 001="">

 多変量解析の結果(表3)、高頻度の短期入所療養介護施設の利用(Hazard Ratio (HR) 7.76、 95% 信頼区間:1.27-47.29)、要介護更新頻度が6 ヶ月に1 回以上(HR 8.37,5.20-13.48)が有意にサー ビス利用開始から一年以内(短期)において介護度悪化が早いことに関連した。

 また、高頻度の短期入所療養介護施設の利用(HR 3.50,1.41-8.67)、要介護更新頻度が6 ヶ月に 1 回以上(HR 4.17,1.78-9.76)がサービス利用開始から一年以降において(長期)の介護度悪 化が早いことに関連した。一方、低頻度の短期入所生活の利用(0.45, 0.26-0.78)、低頻度の居宅 療養管理指導の利用(HR 0.23,0.05-0.99)はサービス利用開始から一年以降において介護度 悪化が遅いことと有意な関連を示した。

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D.考察

 本研究では、居宅サービス利用頻度と短期・長期における介護度が悪化するまでの期間 との関連を検討した。その結果、短期・長期に関わらず高頻度の短期入所療養介護の利用 は介護度悪化が早いことに関連していた。一方、長期の介護度悪化が遅いことには低頻度 の短期入所生活介護、低頻度の居宅療養管理指導が関連を示した。

 本研究対象者の介護度維持時間の分布の特徴として、短期入所療養介護病院を除いた居 宅サービスの低頻度利用者は、高頻度利用者に比して介護度維持時間が長い傾向が示され た。これは、高頻度利用者は、低頻度利用者に比して、健康状態が悪く、介護度が悪化し やすい特性を持つため、より高頻度に居宅サービスを利用したと考える。

 短期・長期において高頻度の短期入所療養介護の利用が、介護度悪化が早いことに関連 していた。先行研究においても短期入所サービスである短期入所生活介護の利用が11 ヶ月後の介護度の悪化に関連することが示されており[1]、本研究もこれを支持する結果となっ た。この理由として、1)サービス利用者の特性、2)サービス効果そのものの影響した可 能性が考えられる。ここで示す、介護度が悪化しやすい利用者の特性とは、高頻度にサー ビスを短期間のみならず長期間にわたり高頻度に利用せざるを得ない、介護力の低下した 家族を持つ、あるいは認知症など介護負担が多い状態であると推察する。また、サービス 利用の効果とは短期入所に特徴的な、自宅と短期入所施設を行き来することによって生じ る療養環境の変化による影響があると推察する。

 しかし、低頻度かつ長期であれば短期入所サービスである短期入所生活介護はむしろ介 護度悪化が遅いことに関連していた。この理由として、1)高頻度の短期入所者に比して 低頻度の短期入所サービス利用者の健康状態が比較的良いこと、2)短期入所サービス利 用効果が高頻度に比して低頻度の場合にむしろ肯定的に働いた可能性が考えられる。

 また、低頻度の居宅療養管理指導の利用は、長期の介護度悪化が遅いことに関連してい た。先行研究では、高介護度高齢者(要介護度3~5)の11 ヶ月後の介護度悪化が早いこと に居宅サービスの利用が関連しており、本研究とは一見異なる傾向の結果が示された。本 研究では、居宅療養管理指導の利用が介護度悪化が遅いことに関連した理由として、1)長 期的な要介護度変化との関連であること、2)低頻度の利用であること、3)要介護度2 と比較的健康状態が良い対象者が含まれ、要介護度5 と健康状態が良くない利用者が含ま れていないことが関与したと考える。このため一年以降、且つ低頻度の利用で、対象者が 要介護度2~4 の利用者であれば、居宅療養管理指導の利用は要介護度悪化までの時間を緩 やかにする可能性があると推察する。

 これらから、居宅サービスの利用はその利用頻度により要介護度変化との関連は異なり、 また要介護度変化に対する短期・長期的な効果も異なる可能性が示唆された。具体的には、 高頻度の居宅サービス利用者は、介護度が悪化しやすい特性を持つことが考えられる。一 年以内、一年以降では要介護悪化までの時間に関連する居宅サービスの影響は異なり、低 頻度の利用であれば、長期的に介護度維持時間に肯定的な影響を生じる可能性が示唆され た。今後は、低頻度、高頻度により、利用者特性がどのように異なるのかを考慮し、居宅 サービス利用の短期・長期的効果を検討する必要がある。

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E.結論

 本研究では、居宅サービス利用頻度と居宅サービス利用開始から一年以内及び一年以降 における介護度が悪化するまでの期間の関連について生存時間分析を用いて検討した。居 宅サービスの利用頻度は要介護度変化に関連し、その関連性は利用期間によっても異なる ことが示された。

表1)対象者の属性(n=535)
変数 カテゴリー n (%)
性別 女性 319 (60)
男性 216 (40)
要介護度 要介護度2 271 (51)
要介護度3 149 (28)
要介護度4 115 (21)
サービス利用開始年度 2000年度 320 (60)
2001年度 106 (20)
2002年度 109 (20)
サービス利用開始月 3, 4, 5月 283 (53)
6 ,7, 8月 76 (14)
9, 10,11月 80 (15)
1, 2, 12 月 96 (18)
  平均SD中央値四分位数範囲最小値最大値
年齢 (歳 ) 83.5 ± 8.7 84.0 (77 -90.0 ) 61.0 104.0
要介護認定更新回数 (回) 0.7 ± 0.5 1.0 ( 0 -1.0 ) 0.0 1.0
訪問介護  (%) 27.7 ± 39.2 0.0 (0 -63.3 ) 0.0 100.0
訪問入浴介護 (%) 9.1 ±25.0 0.0 (0 -0.0 ) 0.0 100.0
訪問看護 (%) 13.4 ± 30.6 0.0 (0 -0.0) 0.0 100.0
訪問リハビリテーション (%) 0.4 ± 3.3 0.0 ( 0 -0.0) 0.0 46.2
通所介護 (%) 43.9 ±44.0 31.1 ( 0 -95.0) 0.0 100.0
通所リハビリテーション (%) 11.9 ± 29.0  0.0 ( 0 -0.0) 0.0 100.0
福祉用具貸与 (%) 48.5 ±45.9 41.4 ( 0 -100.0) 0.0 100.0
短期入所生活介護 (%) 7.8 ± 19.6 0.0 (0 -0.0) 0.0 100.0
短期入所療養介護
(施設)
(%) 2.5 ±10.5 0.0 ( 0 -0.0) 0.0 100.0
短期入所療養介護
(病院)
(%) 0.5 ± 4.0 0.0 ( 0 -0.0) 0.0 61.5
居宅介護管理指導 (%) 5.4 ±20.3 0.0 ( 0 -0.0 ) 0.0 100.0
住宅改修 (%) 1.7 ± 7.8 0.0 (0 -0.0) 0.0 100.0

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表2)介護維持時間と基本属性及び居宅サービスの単純な関連
変数カテゴリーn( % )平均±SD中央値四分位数範囲p値
性別 女性 319 ( 60 )   ± 16.2 11.0 ( 5.0 - 23.0 ) 0.005
男性 216 ( 40 ) 0.94 ± 18.7 13.0 ( 5.0 - 27.5 )
年齢 60以上70歳未満 40 ( 7 ) 17.5 ± 17.9 14.0 ( 4.0 - 24.0 ) 0.494
70以上80歳未満 126 ( 24 ) 18.6 ± 18.6 12.5 ( 5.0 - 26.0 )
80歳以上 369 ( 69 ) 16.9 ± 16.8 11.0 ( 5.0 - 23.0 )
要介護度 要支援 271 ( 51 ) 19.1 ± 19.0 12.0 ( 5.0 - 25.0 ) 0.078
要介護度1 149 ( 28 ) 17.3 ± 16.6 12.0 ( 5.0 - 27.0 )
要介護度2 115 ( 21 ) 13.3 ± 12.9 9.0 ( 3.0 - 18.0 )
利用開始年度 2000年度 320 ( 60 ) 19.0 ± 18.7 12.0 ( 6.0 - 27.5 ) 0.374
2001年度 106 ( 20 ) 16.6 ± 16.1 12.0 ( 4.0 - 23.0 )
2002年度 109 ( 20 ) 13.2 ± 13.0 7.0 ( 3.0 - 19.0 )
サービス利用開始月 3, 4, 5月 283 ( 53 ) 19.5 ± 18.2 13.0 ( 7.0 - 28.0 ) 0.523
6, 7, 8月 76 ( 14 ) 15.9 ± 17.1 10.0 ( 4.0 - 23.0 )
9, 10,11月 80 ( 15 ) 13.0 ± 14.0 7.0 ( 3.0 - 18.5 )
12, 1,2月 96 ( 18 ) 15.5 ± 16.5 7.0 ( 3.0 - 24.0 )
要介護認定更新頻度 6ヶ月に1回未満 168 ( 31 ) 35.7 ± 18.9 32.0 ( 22.5 - 48.0 ) <0.001
6ヶ月に1回以上 367 ( 69 ) 8.9 ± 6.9 7.0 ( 3.0 - 13.0 )
訪問介護  0回 297 ( 56 ) 14.3 ± 15.7 8.0 ( 4.0 - 17.0 ) 0.004
2ヶ月に1回未満 82 ( 15 ) 27.3 ± 19.7 21.5 ( 13.0 - 37.0 )
2ヶ月に1回以上 156 ( 29 ) 18.0 ± 17.0 13.0 ( 5.0 - 26.0 )
訪問入浴介護       0回 439 ( 82 ) 17.7 ± 17.7 12.0 ( 5.0 - 24.0 ) 0.539
2ヶ月に1回未満 51 ( 10 ) 17.9 ± 15.9 13.0 ( 7.0 - 23.0 )
2ヶ月に1回以上 45 ( 8 ) 12.7 ± 14.8 6.0 ( 3.0 - 15.0 )
訪問看護 0回 420 ( 79 ) 17.5 ± 17.6 12.0 ( 5.0 - 24.0 ) 0.481
2ヶ月に1回未満 43 ( 8 ) 19.8 ± 13.6 15.0 ( 9.0 - 29.0 )
2ヶ月に1回以上 72 ( 13 ) 15.2 ± 17.3 9.0 ( 3.0 - 19.5 )
訪問リハビリテーション 0回 520 ( 97 ) 16.9 ± 17.0 11.5 ( 5.0 - 23.0 ) 0.077
2ヶ月に1回未満 15 ( 3 ) 33.7 ± 19.7 29.0 ( 20.0 - 49.0 )
通所介護 0回 225 ( 42 ) 11.2 ± 12.4 7.0 ( 3.0 - 15.0 ) 0.001
2ヶ月に1回未満 57 ( 11 ) 25.1 ± 20.0 19.0 ( 7.0 - 33.0 )
2ヶ月に1回以上 253 ( 47 ) 21.0 ± 18.7 14.0 ( 7.0 - 30.0 )
通所リハビリテーション 0回 437 ( 82 ) 16.1 ± 16.3 11.0 ( 4.0 - 22.0 ) 0.031
2ヶ月に1回未満 31 ( 6 ) 30.8 ± 22.4 28.0 ( 10.0 - 48.0 )
2ヶ月に1回以上 67 ( 13 ) 19.3 ± 18.5 11.0 ( 6.0 - 24.0 )
福祉用具貸与       0回 216 ( 40 ) 17.2 ± 18.0 12.0 ( 4.0 - 23.0 ) 0.381
2ヶ月に1回未満 53 ( 10 ) 23.8 ± 19.2 17.0 ( 9.0 - 35.0 )
2ヶ月に1回以上 266 ( 50 ) 16.1 ± 16.1 11.0 ( 5.0 - 22.0 )
短期入所生活介護 0回 409 ( 76 ) 15.7 ± 16.2 11.0 ( 4.0 - 22.0 ) 0.053
2ヶ月に1回未満 89 ( 17 ) 24.5 ± 20.1 17.0 ( 9.0 - 36.0 )
2ヶ月に1回以上 37 ( 7 ) 18.1 ± 18.4 11.0 ( 6.0 - 25.0 )
短期入所療養介護
(施設)
0回 478 ( 89 ) 17.2 ± 17.3 12.0 ( 5.0 - 24.0 ) <0.001
2ヶ月に1回未満 48 ( 9 ) 20.3 ± 18.3 13.5 ( 9.0 - 21.5 )
2ヶ月に1回以上 9 ( 2 ) 6.7 ± 5.0 5.0 ( 4.0 - 7.0 )
短期入所療養介護
(病院)
0回 522 ( 98 ) 17.3 ± 17.3 12.0 ( 5.0 - 24.0 ) 0.369
2ヶ月に1回未満 12 ( 2 ) 17.7 ± 20.0 8.0 ( 5.0 - 26.0 )
2ヶ月に1回以上 1 ( 0 ) 13.0 ± . 13.0 ( 13.0 - 13.0 )
居宅介護管理指導 0回 489 ( 91 ) 17.5 ± 17.5 12.0 ( 5.0 - 24.0 ) 0.067
2ヶ月に1回未満 15 ( 3 ) 18.0 ± 11.9 16.0 ( 9.0 - 21.0 )
2ヶ月に1回以上 31 ( 6 ) 13.6 ± 16.4 6.0 ( 3.0 - 16.0 )
住宅改修 有り 445 ( 83 ) 15.8 ± 16.8 10.0 ( 4.0 - 19.0 ) 0.002
無し 90 ( 17 ) 24.8 ± 17.9 24.0 ( 9.0 - 36.0 )

P 値:ログランク検定を用いた

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表3)介護維持時間に関連する要因(層別化比例ハザードモデル)
  12ヶ月以内 ( n=250 )13ヶ月以後 ( n=285 )
変数カテゴリーHR95%CIHR95%CI
性別 女性 1.00    1.00  
男性 0.87 ( 0.58 - 1.31 ) 0.94 ( 0.64 - 1.38 )
年齢 60以上70歳未満 1.00   1.00  
70以上80歳未満 1.14 ( 0.57 - 2.28 ) 0.48 ( 0.21 - 1.09 )
80歳以上 1.01 ( 0.50 - 2.03 ) 0.55 ( 0.26 - 1.16 )
要介護度 要支援 1.00   1.00  
要介護度1 1.32 ( 0.87 - 2.01 ) 0.90 ( 0.59 - 1.37 )
要介護度2 0.95 ( 0.54 - 1.65 ) 1.24 ( 0.75 - 2.03 )
利用開始年度 2000年度 1.00    1.00  
2001年度 1.11 ( 0.85 - 1.47 ) 0.97 ( 0.75 - 1.26 )
2002年度 0.85 ( 0.48 - 1.52 ) 1.09 ( 0.68 - 1.77 )
サービス利用開始月 3, 4, 5月 1.00    1.00  
6, 7, 8月 0.85 ( 0.46 - 1.57 ) 0.87 ( 0.47 - 1.58 )
9, 10,11月 0.85 ( 0.45 - 1.64 ) 1.47 ( 0.83 - 2.63 )
12, 1,2月 0.75 ( 0.42 - 1.33 ) 1.48 ( 0.86 - 2.55 )
要介護認定更新頻度 6ヶ月に1回未満 1.00    1.00  
6ヶ月に1回以上 8.37 ( 5.20 - 13.48 ) 4.17 ( 1.78 - 9.76 )
訪問介護  0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 0.93 ( 0.59 - 1.48 ) 1.32 ( 0.71 - 2.47 )
2ヶ月に1回以上 0.87 ( 0.55 - 1.37 ) 1.39 ( 0.91 - 2.13 )
訪問入浴介護       0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 1.15 ( 0.60 - 2.22 ) 0.63 ( 0.33 - 1.18 )
2ヶ月に1回以上 0.77 ( 0.31 - 1.95 ) 0.96 ( 0.51 - 1.80 )
訪問看護 0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 1.11 ( 0.63 - 1.97 ) 1.13 ( 0.47 - 2.70 )
2ヶ月に1回以上 1.52 ( 0.85 - 2.73 ) 1.21 ( 0.70 - 2.09 )
訪問リハビリテーション 0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 1.13 ( 0.52 - 2.49 ) 1.59 ( 0.18 - 13.78 )
通所介護 0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 0.93 ( 0.52 - 1.67 ) 1.14 ( 0.56 - 2.33 )
2ヶ月に1回以上 1.08 ( 0.68 - 1.71 ) 1.38 ( 0.91 - 2.10 )
通所リハビリテーション 0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 0.56 ( 0.30 - 1.05 ) 0.51 ( 0.15 - 1.67 )
2ヶ月に1回以上 1.38 ( 0.72 - 2.63 ) 1.08 ( 0.65 - 1.81 )
福祉用具貸与       0回 1.00   1.00   
2ヶ月に1回未満 1.19 ( 0.65 - 2.17 ) 0.72 ( 0.38 - 1.38 )
2ヶ月に1回以上 1.14 ( 0.76 - 1.72 ) 1.28 ( 0.87 - 1.89 )
短期入所生活介護 0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 0.94 ( 0.60 - 1.48 ) 0.45 ( 0.26 - 0.78 )
2ヶ月に1回以上 0.44 ( 0.16 - 1.20 ) 0.78 ( 0.41 - 1.50 )
短期入所療養介護 (施設) 0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 0.83 ( 0.45 - 1.55 ) 0.55 ( 0.29 - 1.02 )
2ヶ月に1回以上 7.76 ( 1.27 - 47.29 ) 3.50 ( 1.41 - 8.67 )
短期入所療養介護 (病院) 0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 0.18 ( 0.02 - 1.52 ) 0.83 ( 0.25 - 2.74 )
居宅介護管理指導 0回 1.00    1.00  
2ヶ月に1回未満 1.00 ( 0.32 - 3.15 ) 0.23 ( 0.05 - 0.99 )
2ヶ月に1回以上 1.15 ( 0.51 - 2.60 ) 1.35 ( 0.70 - 2.63 )
住宅改修 有り 1.00    1.00  
無し 0.94 ( 0.62 - 1.44 ) 0.79 ( 0.42 - 1.49 )

HR :Hazard Ratio 95%CI:95%信頼区間

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F.研究発表

  1. 論文発表
    なし
  2. 学会発表
    加藤剛平,田宮菜奈子,柏木聖代,柏木公一:要介護認定から3 年後の居宅

G.知的財産権の出願・登録状況(予定を含む。)

  1. 特許取得
  2. 実用新案登録
  3. その他

なし

引用文献

  1. Kato G, Tamiya N, Kashiwagi M, Sato M, Takahashi H: Relationship between home care service use

and changes in the care needs level of Japanese elderly. BMC Geriatr 2009, 9:58.

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